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- 勝月堂の歴史
湯乃花まんじゅうが誕生するまで
勝月堂の初代・半田勝三は、東京の有名店である凮月堂で数年余り修行した後、地元の伊香保に戻り明治43年に勝月堂を開業。
地元の古老であった須田逸平さんから「伊香保温泉には自慢できる土産物がない。何か考えてみないか。」という依頼を受け、半年以上かけて試行錯誤を繰り返し、伊香保の湯花に似せた湯乃花まんじゅうが完成しました。
「勝月堂の湯乃花まんじゅうは日本で初めての温泉まんじゅう」が定説である
現在、温泉地で定番の和菓子として親しまれている"温泉まんじゅう"は、当店の湯乃花まんじゅうが発祥の地と言われています。
創業から24年が経った頃、昭和9年に陸軍特別大演習が群馬県を中心に行われました。来県された昭和天皇陛下へ湯乃花まんじゅうを群馬県が献上し、この事が口コミや新聞などで評判となり、全国に広く知れ渡りました。それからやがて、全国の温泉地で茶色のまんじゅうが製造されるようになり、温泉まんじゅうという名前で販売され始めました。
皇族方が伊香保の御用邸にお見えになられた際にもお買い上げいただいたことを含め、その歴史と名に恥じることのないよう、初代が信条とした「お客様に心から喜んでもらえる饅頭作り」を日々心掛けております。
歴史と伝統を守り続ける
初代・勝三が考案した湯乃花まんじゅうは100年以上経った現在も当初と全く同じ姿・味・製法でご提供しております。これは、勝月堂が歩んできた歴史と伝統を守り続けることこそ、伊香保温泉名物としての誇りに繋がると自負しているからです。
変わらず愛され続けてきた湯乃花まんじゅうを、これからもずっと伝え続けていきます。
(こちらの絵は旧店舗の様子でございます。ここでは販売しておりません。伊香保神社大鳥居下の勝月堂でお求めください。)
勝月堂へのアクセス
営業時間
9:00~18:00(売り切れ次第終了)
定休日
元日のみ(他不定休)
JR上越線渋川駅より「関越交通バス 伊香保温泉行き」へ乗車いただき「伊香保温泉」下車より徒歩10分
ご注文はお電話にて承ります
0279-72-2121
※繁忙期は注文をお断りすることがございます。
予めご了承ください。