湯乃花まんじゅうの歴史

伊香保温泉は温泉まんじゅうの発祥の地

湯乃花まんじゅう

名湯伊香保温泉で生まれた名物土産温泉まんじゅう。

温泉旅行につきものといえば小ぶりで茶色をした"温泉まんじゅう"。今や全国の温泉でポピュラーな土産物として親しまれている温泉まんじゅうだが、発祥の地は群馬県の伊香保温泉とされている。

草津、水上とともに上州の名湯のひとつとして知られる伊香保温泉は、約2000年前に開湯したといわれ、『石段街』で有名な温泉街は、400年ほど前の戦国時代末期に形成されたという。
現在も手ぬぐいが茶色に染まる程鉄分の多い温泉だった。

同温泉の温泉まんじゅうは『湯乃花まんじゅう』として有名だが、発祥は明治43年までさかのぼる。東京の風月堂で修行していた半田勝三が、伊香保に帰郷した際、地元の古老から「伊香保にこれといった名物がない。何か新しい土産物を。」と依頼を受け『湯乃花まんじゅう』を考案。温泉の茶色い湯花をイメージし、黒砂糖を使って茶色のまんじゅうを作りだした。

『湯乃花まんじゅう』の名が全国に知れ渡ったのは昭和9年。陸軍特別大演習で来県された昭和天皇が、『湯乃花まんじゅう』を2円分お買い上げになった。「今も店に当時の『買上書』が残っています」と勝三の孫で、勝月堂3代目店主の半田博さん。

伊香保温泉は温泉まんじゅうの発祥の地

その後、全国の温泉地で茶色のまんじゅうが製造されるようになり、『温泉まんじゅう』の名前で販売されるようになった。

(2000年5月13日 産経新聞より)

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勝月堂の"湯乃花まんじゅう"のルーツ

湯乃花まんじゅう

「湯乃花色をした独特のまんじゅうを作ってみないか」

明治の末期、伊香保温泉の湯元通りに、須田逸平さんが住んでいた。須田さんは安中の旧家(脇本陣)の生まれで、詩歌や絵画をたしなみ、何かにつけて先見の明を発揮して周囲を驚かせた風流人、と伝えられている。
菓子職人の半田勝三は須田さんの隣人。あの東京・風月堂で修行して明治43(1910)年に伊香保へ帰り、須田さんの協力のもと、だんご類を作って湯治客相手の商いを始めた。縁日にはカルメなども焼いて評判になったとか。
店の名前は天下の「風月堂」から1字を頂き、自分の「勝」と組み合わせて「勝月堂」と命名した。

伊香保温泉への乗り物は、勝三が開店した年に伊香保電気軌道株式会社が設立され、伊香保―渋川間(12.1キロ)に登山電車が開通した。
この電車は江ノ島電鉄をモデルにしたことで、会社の関係者は研修でときどき江ノ島へ出張。交通問題に関心を寄せていた須田さんも研修に同行している。そして、お土産に買ってきた片瀬饅頭を勝三に見せ、「伊香保温泉には自慢できる土産物がない。湯乃花色をした独特の饅頭を作ってみないか」と勧めた。

勝月堂の

勝三は早速、研究に取り掛かり、半年後に「これなら」と納得のいった製品を作り上げた。皮には大島産の黒糖を使って湯乃花の色を出し、餡は上等の小豆をよく晒して、こしあんにした。
勝三は自信作を須田さんに持参したところ、「おお、良くやったぞ!」と太鼓判を押してくれた。ご好評を頂いてる「勝月堂の湯乃花饅頭」のルーツである。

(三代目店主 半田博 著「スケート群馬」の星明かりより)

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会社情報
創業明治43年。100年変わらぬ上品な甘みをぜひお楽しみください。
勝月堂(しょうげつどう)
〒377-0102
群馬県渋川市伊香保町伊香保591-7
(伊香保神社下)
【TEL】0279-72-2121
【営業時間】9:00~18:00
【定休日】元旦のみ(他不定休)
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